投資会社であるA社が、それぞれの投資戦略を採る場合の利益は、表のように予想される。A社がマクシミン戦略を採り、かつ、市況が好転した場合の利益はどれか。 マクシミン戦略とは、戦略ごとに予想される利益の最小値が最も大きくなるように戦略を採用する理論である。

この設問が問うていること
「マクシミン戦略」という意思決定理論の適用方法について問う設問です。
総合解説
マクシミン戦略は、複数の選択肢(戦略)と複数の状況(市況)がある場合に、最も悲観的な結果を避けるための意思決定理論です。 この問題では、具体的な利益の表が示されていませんが、選択肢と正解から、以下のような表を想定して解説します。 (例:戦略1の利益が「悪化:-15、横ばい:10、好転:20」、戦略2の利益が「悪化:-5、横ばい:5、好転:5」と仮定します。) 1. 各戦略の最小利益を特定する: まず、それぞれの戦略について、市況が悪化、横ばい、好転のいずれの場合でも、最も利益が小さくなる値(最小値)を見つけます。 ・ 戦略1の場合: 最小値は-15です。 ・ 戦略2の場合: 最小値は-5です。 2. 最小利益の中で最大値を選ぶ: 次に、特定した各戦略の最小利益(-15と-5)の中から、最も大きな値を選びます。 -15と-5を比較すると、-5の方が大きい値です。 この「最小値の最大値」が-5となる戦略は「戦略2」です。 したがって、A社はマクシミン戦略に基づいて「戦略2」を採用します。 3. 市況が好転した場合の利益を特定する: 問題文では、「A社がマクシミン戦略を採り、かつ、市況が好転した場合の利益」を問われています。 A社が採用する戦略は「戦略2」ですので、戦略2を採った場合の市況好転時の利益を確認します。 戦略2の市況好転時の利益は「5」です。 したがって、正解はウ(c)の「5」となります。 他の選択肢は、マクシミン戦略で選ばれない戦略の利益や、異なる市況での利益を示しています。 この問題は、不確実な状況下での意思決定手法の一つであるマクシミン戦略の理解度を測るものです。
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