1台の物理的なコンピュータ上で、複数の仮想サーバを同時に動作させることによって得られる効果に関する記述a~cのうち、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a 仮想サーバ上で、それぞれ異なるバージョンのOSを動作させることができ、物理的なコンピュータのリソースを有効活用できる。 b 仮想サーバの数だけ、物理的なコンピュータを増やしたときと同じ処理能力を得られる。 c 物理的なコンピュータがもつ HDDの容量と同じ容量のデータを、全ての仮想サーバで同時に記録できる。
この設問が問うていること
物理サーバ上で複数の仮想システムを動かす「サーバ仮想化技術」のメリットと制限について問う設問です。
総合解説
1台 of 物理サーバの資源(CPU、メモリ、ストレージなど)をソフトウェアによって論理的に分割し、複数の独立したOSやアプリケーション環境を同時に稼働させるサーバ仮想化に関する問題です。 ・記述a(適切): 仮想サーバ(VM)ごとに異なるOSやバージョンを稼働させることができ、物理マシンのCPU空き時間やメモリを効率的に使う(リソースの有効活用)ことができます。 ・記述b(不適切): 仮想サーバが使用する物理的な処理能力(CPUやメモリ)は、土台となる1台の物理マシンのリソースを共有・分配しているに過ぎません。また、仮想化を制御するソフトウェアの処理負荷(オーバーヘッド)が生じるため、物理的に台数を増やしたのと同じ処理能力にはなりません。 ・記述c(不適切): 各仮想サーバが記録できるHDD容量の合計は、元の物理コンピュータが持つ物理容量を越えることはできません。同時に物理容量分を各々で全記録することは不可能です。 したがって、適切な記述はaのみであり、選択肢aが正解です。
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